ギンメッキゴミグモ
●ギンメッキゴミグモ(コガネグモ科):
5月初旬、林縁に垂直の巣をかけて、その真ん中に頭を上にして静止しているのを見かけました。
大きさ(体長)や腹部の丸みから♀のようでした。
名前の通り、腹部背面は銀色に輝いてきれいでした。
1枚撮ってみると被写体ブレでダメ。日陰の樹間で、また微風にも揺れるせいです。
そしてフラッシュ撮影にすると色飛びしてこちらもダメ。
あらためてフラッシュ無しで何回か撮り直し。
(画像はクリックで拡大します。)
その時、突然カメラの視野から消えました。。
見回すと、ちょうど網に掛かった獲物の処理をしているところで、これもブレ写真に。
また直ぐに定位置に戻ってきました。とりあえず空腹ではなかったのでしょうか。
※ギンメッキゴミグモ(コガネグモ科)は、直径20cm程度の円網を張る小型のクモで、林縁、竹林、生け垣などに生息しています。
造網個体は4月~12月にかけて見られ、年3化ほどの多化性です。
オス(体長約3~4mm)は細長く銀色の腹部を持つのに対し、オスより大型で腹部も球形になるメス(同4~7mm)は、銀色と黒色で構成される複雑な模様が腹部背面に現れます。
模様は多型的であり、さらに季節ごとに黒っぽい個体の増減が見られたり、各体色間で造網場所の選択も起こったりするようです。(参照:http://www.esj.ne.jp/meeting/abst/61/PA3-085.html)
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