ムネアカナガタマムシ
●ムネアカナガタマムシ(タマムシ科ナガタマムシ亜科):
5月上旬、散歩コースにある生け垣の隙間に自生したエノキの幼木周辺を、小さな虫が複数、飛び回っているのを見かけました。
ムネアカナガタマムシでした。
時々葉に止まるのを追っかけで、2個体撮れました。
ちょうど日陰になる時間帯で、全体に鈍い色にしか見えませんでした。
※本種は、胸部が光沢のある赤銅色をしたナガタマムシ。体長は10mmほど。
ケヤキについている「ヤノナミガタチビタマムシ」同様、“タマムシ”の名前がついていますが、本家のタマムシとはサイズも美しさも似て非なるものです。
エノキをホストとしていて、春~初夏に活動します。分布は日本各地。
(なお外観が酷似したケヤキをホストとするケヤキナガタマムシがいますが、こちらは上翅の先端がトゲ状に尖っているので識別できます。)
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