エノキワタアブラムシ
●エノキワタアブラムシ:
5月下旬のある日、白い綿毛が、庭に自生したエノキの幼木の茎上を動いているのに目がとまりました。
エノキに選択的に寄生する綿だらけのエノキワタアブラムシの胎生有翅型虫でした。
さらに、葉の裏にたくさん(無翅型の個体が)集まっているのに気付いたのは、指先で葉をつまんだ時に、何となく違和感があったから。
今回の写真では判然としませんが、翅には特有の黒い斑紋があり、翅脈沿いに黒く縁取られ、また触角は白色に黒色の斑紋があるそうです。
体長は2mmほどでエノキに集まる綿だらけのアブラムシ。
有翅型、無翅型共、体は多量の綿毛状ワックスで覆われています。
出現時期は5~11月、分布は日本各地。
殺虫剤スプレーで簡単に駆除できましたが・・・
それにしてもどこから、どのようにして寄主を見つけてやってくるのでしょう。
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