ハンゲショウ、イヌヌマトラノオ、オカトラノオ、コウゾ、ニワトコ
今日から7月。今年も半分過ぎました。
6月下旬から、近くの食品スーパーの魚介類コーナーに『半夏生にはタコを食べましょう』というPOP表示の生鮮タコと、レトルトのタコ加工品も並べられていました。
もともと関西の一部地域で、田植え後の7月初旬の「半夏生」に、稲がタコの吸盤のように田んぼに吸い付くようにという願掛け、験担ぎで、ゆでたタコを食べる風習があったそうで、今年の半夏生は明日7月2日。
食生活文化もこのように行事として素速く広げられていくのでしょう。
●ハンゲショウ(半化粧)(ドクダミ科):
毎年、夏至の頃からドクダミ科の「ハンゲショウ」が花を咲かせるようになります。
白い花のまわりの葉の一部が白くなり、半分だけ白塗り化粧をしたような風情の”半化粧”です。
余談ながら七十二侯の半夏生(ハンゲショウズ)ではありません。
なおまた、ハンゲ(半夏)というのはカラスビシャクのことです。
●近くの湿性草地には「イヌヌマトラノオ」(サクラソウ科オカトラノオ属の多年草)が白い花をついけています。
●里山の草地には「オカトラノオ」(サクラソウ科オカトラノオ属の多年草)が白い花穂を延ばして総状に花を開いています。
●コウゾ(クワ科):
林縁に生えた落葉低木「コウゾ」の実が赤く熟して(食べられますがクワの実ほどでもなく、食べる人もなくて)ポタポタと地面に落ちるようになり、
●ニワトコ(スイカズラ科ニワトコ属):
近くに生えている落葉低木の「ニワトコ」の実も赤く熟してきました。
こうして季節が進んでいきます。
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