ヒゲナガヤチバエ
ヒゲナガヤチバエ
<前置き>:
屋外メダカ水槽でメダカを飼育しています。
特に夏の季節には水槽に大量の藻とともに、来歴不明のまま増えてきたサカマキガイ、モノアラガイなど複数の淡水小型巻貝の仲間が多量に繁殖します。
メダカの排泄物などによる水質悪化/BOD増加を防止するという大事な役割を果たしていますが、増えすぎると美観も損ね、また色々と弊害もあります。
そのため、定期的にマット状になるほどに大繁殖した藻とそれに群がって繁殖しているモノアラガイ類を取り出して、庭先で自然乾燥後、可燃ゴミとして処分しています。
1~2日の短期間ですが、乾燥中に時々、普段は見かけない小さなハエの仲間らしいものがやって来ます。
絶対数はごく少なく、また細身の小さなものなので特に気にしていませんでした。
そして、梅雨明け前の玄関先の壁に2回ほど止まっているのを見かけ、すぐに逃げる様子もなかったので身元確認用に撮っておきました。
体型/体色に特徴があり、大きさ(体長)は10mmほどの細身のハエのようです。
そのまま放置していましたが、写真整理中に思い出して身元検索。
特徴がはっきりしていましたのであまり迷うことなく、ヒゲナガヤチバエと確認しました。
この後も、引き続きメダカ水槽周辺でウロウロしていることがわかりました。
どうやらこれまでは注意していなかっただけのようです。
※ヒゲナガヤチバエ(ヤチバエ科)
全長9~11mmほどで細身のハエの仲間。
水田、池、湿地等の水際の植物周辺で普通に見られる。
幼虫はモノアラガイやヒメモノアラガイなどの淡水巻貝に潜り込んで食べ餌にしているという。
屋外メダカ水槽環境はそのミニモデルのようです。
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