ヒシバッタ、ヨモギハムシ、コアオハナムグリ
6月下旬、大雨の翌日、午後になって晴れ間がのぞいたフィールドで見かけた虫仲間など。
●雑草が勢いよく伸びています。
農道畦際にはガガイモが地面を這って花をつけていました。
いずれ刈り取られて無くなります。
●ハネナガヒシバッタ/ヒシバッタ(ヒシバッタ科):
体長約10mm以下で、体型は上から見ると菱形の小さなバッタ。
大雨で水没した住み処の草原から逃れて、湿地に集まっていました。
ハネナガヒシバッタは翅で飛ぶことができますが、他の仲間は飛べずに跳ぶだけですから、避難も大変だったでしょう。
・ハネナガヒシバッタ:
・ヒシバッタ:
●ヨモギハムシ(ハムシ科)
体長8mmほどで、名前のとおり、ヨモギにつくハムシ。
ヨモギがない草地でうろうろしていました。
体色には光沢のある赤銅色から青藍色までの変化がみられます。
出現時期は4~11月。分布は日本各地。成虫と卵で越冬します。
●コアオハナムグリ(コガネムシ科):
体長12mmほど。一斉に開花したアカメガシワの花に群がって花粉を食べていました。
緑色~銅緑色の体に、白点を散りばめた小さなハナムグリで、体には、うぶ毛状の細毛が生えています。
出現時期は5~10月、分布は日本各地。
台風8号も、各地に大きな爪痕を残して去って行きました。
当地の日中最高気温は36.4℃で、体温並になりました。
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