エンジュ、シモツケ、トウキョウヒメハンミョウ(8月)
●エンジュ(槐)(マメ科 エンジュ属)
7月になってから、公園に植栽された複数の樹木や、畑脇の道端に1本だけ大きくなったエンジュの花が開きはじめ、8月の今は散り敷いた小さな花の堆積で、遠くからでも地面が黄白色に見えるほどになっています。
中国原産の落葉高木で、古くから(日本でも)街路樹や庭木として植栽されています。
葉は奇数羽状複葉で互生し、小葉は4~7対あり、長さ3~5センチの卵形、表面は緑色、裏面は緑白色で短毛がありフェルトのようになっています。
枝先の長さ15~30cmの円錐花序に、多数の淡黄白色の蝶形花を開き、蜂などの昆虫の蜜源植物となっています。
秋に結実する長さ4~8cmほどの豆果の莢は、種子と種子の間が著しくくびれています。
野原に木の実など食糧の乏しくなる冬の間、ヒヨドリなどの貴重な餌になっています。
開花期は7~8月、分布は日本各地。
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