トンボ、留まる時に前脚を格納したり、しなかったり
暇な観察記録。
昆虫の脚は6脚あります。
トンボは留まる時に、前脚を頭の後に格納して4脚で留まったり、6脚で止まったりと、状況に応じて使い分けしているようです。
●ウチワヤンマ:
前脚を格納して4脚で水平に止まる姿が多くみらますが(写真上)、
いつもそうではなく、逆立ちするような姿勢の時には前脚も出して6脚です。(写真下2枚)
●コシアキトンボ:
前脚を格納して4脚で止まったり(上2枚)、(少しわかりにくいですが)6脚だったり(下2枚)適当のようです。
やはりその時々によるようです。
※余談ながら、チョウも6脚ですが、タテハチョウ科の蝶は足が4本しかないように見えます。
6本の足のうち、前脚は退化して、細く短くなって小さく折りたたまれているため見えにくいのです。
退化した前脚は、歩くためには役立たなくなっていますが、味を感じたりする感覚器官として機能しています。(写真はコムラサキ)
| 固定リンク
「昆虫」カテゴリの記事
- 三寒四温で進む春(2021.03.03)
- モンキチョウ(2021.02.22)
- ナナホシテントウ(2021.02.06)
- 越冬中のキタテハ(2021.01.28)
- ヤノナミガタチビタマムシ、フサヤスデの仲間(2021.01.14)
コメント