冬鳥(2014/10,11)③マガモ(♂エクリプス羽)
スズガモに続いて。
●マガモ(青首):
地元の年配者に聞くと、市街地から池までは禁猟区で、その奥からは狩猟許可域だったので、冬に池(の向こう)にやってくるマガモは「青首」と呼ばれて狩猟対象だったそうです。
今でも池の堤防にはすっかり寂れていますが判読できる”発砲禁止”の「高札」が傾いて立っています。
それはさておいて、10月中旬、台風の大雨で水面が広がって数百羽の水鳥が混在して浮かんでいるのを双眼鏡でのぞいた中に、妙に”貧相な”鳥がいるのに気がつきました。
後日、あらためて画像を確認して、マガモ♂エクリプスと分かりました。
マガモは毎シーズン、一定の数が池周辺で過ごしていきますので珍しくはありませんが、♂エクリプスに気づいたのは初めてなので記録に。
10月17日撮影マガモ♂エクリプス:
10月18日、突然、目の前に1羽のすっかり生殖羽になった「青くび」が降りてきましたが、ほんのしばらくで飛び立って行きました。
別に移動中のグループだったのでしょう。
10月24日、繁殖期のきれいな羽になった青首が多く見られました。
現在は水量が減って水面も狭くなった池ですが、少数の青首グループが滞在しています。
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