ツタバウンラン
立冬ですね。北西の強風が吹いた1日でした。
●ツタバウンラン(オオバコ科ツタバウンラン属):
いささか 旧聞ですが記録に。
9月初旬、 街中の幹線国道で、分離帯のサツキの植え込みを被うように歩道脇に野生化していたツタバウンランです。
限局的な繁茂でしたので、単なる憶測ですが、分離帯の植栽刈り込みなどの道路環境維持管理作業に伴う”人為的攪乱”によって運ばれてきたのでしょうか。
余談ながら現在はきれいに除草されていて見ることはありません。
※本種はヨーロッパ原産のつる性帰化植物多年草。
ほふく性で草丈は20~80cmぐらいに延び上がります。
葉はツタの葉に似た形で、円形~扁円形で縁は掌状に5~7裂しています。
葉腋から出る長い花柄の先に白色~淡青色で直径1cmほどの唇形花を一つ付けます。
花期は4~9月。(帰化)分布は北海道から本州。
なお、地面を這い、外観が少し似ている雑草にはトキワハゼやムラサキサギゴケなどがありますが、大きさや葉の形などがまったく異なります。
●たんぼ道のトキワハゼ:
※参考情報:(独)国立環境研究所侵入生物データベース
・ツタバウンラン
http://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/81470.html
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