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里山の林地では、たくさんの花芽を付けたヒサカキ雄株、そして花芽はまだ見られないものの、紫黒色に熟した果実をびっしり付けた雌株を共に多数見ることができました。
熟した実を一粒、指先で潰してみるとロイヤルブルーインクのようにきれいな青紫色の汁が出て指先が染まります。
さらに潰すとたくさんの小さな種が出てきます。
(雌株の)果実は鳥に食べられて消化器官を通過して散布され、林内に侵入していきます。 鳥の消化管を通過した種でないと発芽しないそうです。 なお、余談ながら、本種は基本的に雌雄異株ですが、両性花をつける株も報告されていて、あまり分化が進んでいない樹種だそうです。
2014年11月22日 (土) 植物 | 固定リンク
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