寒風下、田舎のスズメ、カラス、ヒバリ;そしてツグミ(冬鳥)
ここ数日、北陸から北では冬の嵐。そして日本海側だけでなく、太平洋側でも記録的な大雪のニュースも。
当地では晴れても冷たい乾燥した強風が吹いているだけですが・・・
そのような一日、閉じこもりにならないように着込んで外出した散歩コースで。
●スズメ:
水田地帯にポツンとある農家の一軒家。日当たりの良い大きな瓦屋根に群れスズメの姿が見えました。
双眼鏡でのぞいてみると、日中暖まった瓦が“湯たんぽ”になっているのでしょうか、気持ちよさそうにくつろぐ姿が見られました。
帰り道の畑脇にあるイチョウの枝に止まっていたスズメ。普段ならずっと早く飛び去るのに、すぐ下を通ってもなかなか逃げません。
●カラス:
田圃の上空を強風に乗ってバラバラになりながらもカラスの大群が旋回していました。
その一部が近くの堤防の遊歩道に次々に下りてきてウロウロ。
強風の中でも、近くの田圃では毎日あちらこちらで田起こし作業が行われています。
田起こしの終わったばかりの田圃には、たいていカラスが群れて田土を掘り返して餌を探しています。
スズメもカラスも、風上に向かって飛び立っても、なかなか前に進めないで、斜め横に流されて行きます。
何かに止まる時には風圧を少なくするために、全て風上に向かって止まっています。
それでもまあ、雪国のご苦労を忍べば、当地のニンゲンはもちろん、スズメもカラスも楽なものです。
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ついでに。
●ヒバリ:
除草が終わって枯れ草色一色の草原にはヒバリが飛び交っています。もちろん囀りはありません。
地面に下りると完全な保護色になって近くでも居所を探すのが困難です。
●ツグミ:
なかなか姿が見えないなと思っていた冬鳥のツグミが、今シーズンはじめて1羽、草地にいつもの姿勢で立っているのを目にしました。
逆光でわかりにくかったので方向を変えようと動いた途端に飛び去りました。
【撮影は少し前の12月13日】
なお、昨年の記録を見ると、偶然ながらシーズン初めての観察は(2013.12.13)同日でした。
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