ガガイモの袋果
今シーズンのフィールドは除草がタイミング良く実施されたため、大型のツル植物も結実することなく冬枯れて、”ピカピカ”の茶色一色になっています。
夏場には田圃の畦にまで蔓延ったガガイモも、袋果が出来る前、また出来た後に除草されて見当たりません。
そのようなフィールドでも、水路脇の防護フェンスに、除草機械が入れず、また人手による刈払いの作業からも免れたガガイモの袋果が1個だけぶら下がっているのを見つけました。
前日の冷たい雨上がりで、袋果はかなりの湿気を帯び、開裂はしていませんでした。
指で押し広げて日当たりの良い地面におくと,少しずつ乾くと共に、中にぎっしりたたみ込まれていた種の綿毛が膨らみだして、指先で少しつまんで取り出すと、後は次々と盛り上がってきて、おりからの風で散らばっていく、いつもの光景が観察できました。
なお余談ながら、古事記に記された神話の中に、”ガガイモの舟に乗ってやって来たスクナビコノカミ”という逸話があります。
また、お調子にのって、”ガガイモの船に乗る、羽毛服を着た小人神”として、お遊びもしています。
※無関係の余談:
お祭りクリスマス。お目当てのプレゼントは届いたでしょうか。http://www.noradsanta.org/
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