ハシビロガモ(冬鳥)2015/2
早くも白鳥の北帰行がはじまったというニュースも聞くようになりました。
勝手なもので、冬にはもう少しいてほしいと思うこともあれば、早く春になればと思ったり、いい加減なものです。
しばらく前の休日の午後、カルガモの住み処になっている用水路に、すっかりきれいに着飾ってつがいになったハシビロガモが一組だけいるのを偶然見つけました。
渡りの途中で池に降りて一時休憩する、まだエクリプス羽のハシビロガモは観察することがありますが、狭い水路で見かけるのはこれまでもごく稀なことで、おかげで近距離で観察できる良い機会になりました。
2羽はバラバラに、しかし離れすぎると寄り添って、おおきなシャベルのような形で、端に餌を濾し取る毛の生えた嘴で水面をさらうようにして餌採りしながら、上流に向かって泳いでいきます。
しばらく追っかけしましたが、遠くになり、やがて再び飛び立って行きました。千載一遇の出合いでした。
♂の頭部~頚部は光によって緑~紫に輝き、衣裳全体、なかなかのものです。
しかし、大きな”シャベル”はデザイン的にはアンバランスと思うのですが、♀にはそれも含めて魅惑的なのでしょう。
(画像はクリックで拡大します)
もう、北国に帰るため移動の途中で立ち寄りだったのでしょうか。
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