ヒトリシズカ/チオノドクサ(2015/3)
庭のヒトリシズカが咲き始めました。
●ヒトリシズカ(センリョウ科):
丈夫な多年草です。増えすぎて抜いても抜いても思いがけないところに生えてきます。
毎年気がつくとアッというまに伸び上がっています。
今年も例外ではありません。
気温の日間変動が大きいので、芽生えていたのは気づいていましたが、日中気温が上がった昨日、まだ全体が赤紫色ですが、伸びきる前の4枚の葉に包まれるようにして白い花穂がのぞいていました。
写真ではわかりにくいですが、花には花弁も萼もなく、雌しべ1個と子房の横腹に雄しべ3個が付いています。
雄しべの花糸は白色でよく目立ちます。外側の2個の雄しべには基部の外側に黄色の葯があり、中央の雄しべには葯がありません。
名前の通り、いつも一人で静かに花をつけています。
●チオノドクサ(ユリ科):
数年前に近くのホームセンターで買った園芸種の小さな球根植物です。
暑さに弱く、平地や暖地では数年で絶えてしまうことが多いといわれるもので、途絶えたものと思っていましたが、今年も数日前、まったく思いがけないところに見慣れない花穂が立ち上がっているのに気がついて 、なんだろうかと思っていたら、チオノドクサでした。
2株のようです。
本日は冬に逆戻りしたような寒い朝でしたが、午前中に花が開きました。
そして午後から曇り、冷たい強風に吹き倒されていました。
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