屋外コンテナ水槽によるメダカの飼育(2015/3)
2008年9、趣味として『クロメダカ:屋外コンテナ水槽による飼育』のブログ記事*を掲載
(*
https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post_66e8.html)
しましたが,それ以前から屋外に設置したコンテナ水槽によるメダカの飼育をはじめていて早いもので、8年近くが経過しました。
この間、ペットショップや道の駅の売店などで購入したシロメダカなどは、寿命が尽きて減少した☆の数を目安に随時補充することで世代交代・継代して現在に到っています。
この間、コンテナ水槽の維持管理としては、給餌と共に、蒸散して減少する水の補給は当然のことながら、特に夏季に相当の勢いで繁茂する水草(ナガバオモダカ:サジタリア、など)やアオミドロなどの藻類の除去、またメダカの糞や食べ残しの餌などを食べて(厳冬期の間さえ)増殖するモノアラガイなど巻き貝の仲間や、大量に産みつけられるゼリー状の卵塊の除去などが主要な作業で、その折り、抜き取った水草の根っこに絡んで減っていくコンテナ水槽底土の補充なども数年に一度程度の手間しかかけてきませんでした。
概して言えば,維持管理にはさほどの手間暇はとらず、10日前後の不在ならまったく問題ないなど、比較的イージーなものと言えます。
ただし、樹脂製コンテナも(全面には直射日光が当たらない軒下に設置していますが)当然経年劣化して強度も落ちることですから、いずれかのタイミングで、全面更新が必要になることは間違いありませんが、当方の場合はとりあえず、設置以来これまで、全面的にやり直しなどしないで今日に到っています。
今冬も特にトラブルもなく越冬した様子で、2月下旬くらいから、気温の上がった日には水面に浮かんできたりしていましたので、3月初旬から、少しずつ食べ残しのないように給餌をはじめました。
現在の様子です。
●シロメダカ水槽①:
冬越しに際しては、水草(ナガバオモダカ)を小鉢6個に植えてから水槽面積の約1/3(画面右端部)に沈めて置いたコンテナですが、従前通り、冬の間にも根は活動して鉢底から逸脱してコンテナ底土全面に広がっていて、カバーを開けてびっくり、全面青々とした葉で覆い尽くされていました。
抜き取り作業が手間ですが・・・ヤレヤレ。
少なくなった水の間に元気なシロメダカがウロウロしています。
目安として水容量1リットルあたり、めだか1匹、という密度を目安にしています。
(他のコンテナ水槽も同じです。)
●シロメダカ水槽②:
①と隣り合わせで並べています。こちらはナガバオモダカも片隅に2鉢だけ(細長い葉の草2鉢は昨夏買ってきたカヤツリグサの仲間で、挙動不明)としていたのですが、カバーを開けてみると、やはり逸脱して水槽底土に直接増殖した2株があり、引き抜いた後で、水が濁りました。(翌日には透明になっています。
晩秋に小さな仔メダカがいるのを見かけていました。
体力のない仔メダカは越冬できない(特に野生環境では)のですが、生き延びたようです。
シロメダカは警戒心はあまりなくて、給餌すると近寄って浮いてきて、まださほど食欲旺盛という状況ではありませんがパクついています。
●野生のクロメダカ水槽:(こちらは少し大型の60L容量水槽です。)
シロメダカとちがって警戒心が強く、人影を察知するといちはやく物陰に隠れてしまうため、正確な数は把握したことがありませんが、25匹前後いるはずです。
しばらくの間水槽の前でじっと動かず観察していると、ちょこちょこと姿を現しますが、とどまりません。
その間に、既にお腹が大きく膨らんだ固体がいたり、まだ小さい固体も見つかりました。
給餌してもほとんど寄ってきません.(姿は見せません)が、数時間後には餌はなくなっていますから元気にしているようです。
いずれは”店じまい”もしなくてはなりませんが、何時のことになるやら・・・・。
| 固定リンク
「メダカ」カテゴリの記事
- 受難メダカ(2017.09.14)
- 啓蟄の日(2017.03.05)
- メダカ飼育(屋外コンテナ水槽)冬越し準備(2015/11)(2015.11.26)
- 屋外コンテナ水槽によるメダカの飼育(2015/3)(2015.03.12)
- 自然のメダカ(2014.08.02)
コメント