ミチタネツケバナ、マメカミツレ、クロッカス
終日冷たい強風が吹きました。夜半まで続くようです。
杉花粉の飛散も非常に多い、という日々が続いて閉じこもりに。
新味のない穴埋め記事です。
●ミチタネツケバナ(アブラナ科タネツケバナ属の越年草):
長期放置で貧栄養化して、雑草もほとんど生えなくなった鉢土に、冬の間にもモヤシのように貧弱なミチタネツケバナが生えていました。
気まぐれに抜いていましたが、しばらく放置していた間に鉢全面に蔓延っていました。
本当に丈夫なもので、よく頑張る雑草の記念写真に。
タネツケバナに似ていますが、特徴は、根生葉の小葉に柄がある、茎には葉があまりつかない、葉柄に毛が有るが,茎には(毛が)ない、花期は早春、などです。
※葉柄(葉の基部)に毛のないタネツケバナ(左)、まばらな毛があるミチタネツケバナ(写真右)
後日追記:
自然界では図鑑の通り典型的なものだけではなく、両者が交雑したような、どちらとも外観・形態的特徴だけで素人には判断できない場合もあります。
今回もその様な気がしています。
後日機会があれば、もっとはっきりした標本の再観察をしたいと思います。
●マメカミツレ(キク科タカサゴトキンソウ属)の1年草:
いつの頃からか定かではありませんが、庭の片隅にひっそりと生えるようになりました。
厳冬期に雑草がほとんど姿を消した裸地にポツンと小さな草姿を覗かせているのに気づいたこともあります。
本種はオーストラリア原産の帰化植物。市街地のわずかな空き地などにも見かけることがある小型の雑草で、さほど目立たず、また見た目も見苦しい感じはありません。
葉は羽状に深く切れ込みます。頭花の直径は5~8mmで、中心部に黄白色の筒状花が多数あり、まわりに雌花が並びます。
通年花をつけています。
●クロッカス:
たくさん庭植えにしていましたが、他の繁殖力旺盛な園芸種に追われて少なくなってしまいました。
本日、植えた記憶のないところに一株、今にも咲きそうな一株を発見しましたが、今日は開きませんでした。
明日は晴れの予報ですので開くでしょう。
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