ノヂシャ(2015/4)
日当たりが良く、やや湿り気があって、周囲にまだヨシなど背丈が高くなる大型の雑草が少ない草原に、ノヂシャがたくさん生えています。
淡水色で直径数mmの小さな花は、遠目にはあまり目立ちませんが、傍に腰を下ろしてのぞき込んでみるとかわいらしくきれいです。
毎シーズン目にする、春を感じる野草の一つです。
はじめて見かけた時には外来の”雑草”かと思っていましたが、実は、ヨーロッパ原産のハーブ/サラダ菜として日本でも栽培もされていたそうです。
それを知って、雑草ではなかったことを知ったのです。
以前に少し採取して茹でて食べてみたことがあります。
花はほとんど分からないようになりますが、まったく癖がなく、サラダ菜として栽培されると言うことを納得したことでした。
見た目はひ弱そうな印象も受けますが、草など何も生えない原っぱのコンクリート階段の隙間から、一株だけ徒長して立ち上がっているのを見つけて引き抜いて見ると、細い根を伸ばして水分を吸収して生えていることが分かりました。
ふかふかの腐葉土地にたくさん生えている株は、盛んに二叉に繰り返し枝分かれして、立派な株になっていて、
こちらも一株抜いてみると、茎の根本は太いゴボウ根のようになっていて、いずれもたくましい植物のようです。
今頃はみずみずしい株がたくさん生えています。
ほどなく周囲に伸び出す雑草に埋もれて分からなくなってしまいます。
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