コガタルリハムシ、カブラハバチ、不明の小さなハチ3種(2015/4)
毎シーズン繰り返しで、書かずもがなの記事ですが。
●コガタルリハムシ:
草原で、大株になって葉を広げたギシギシの上では、特異的な短い地上生活の今の間に繁殖活動にいそしむ成虫の姿が方々で見られます。
更に、お腹がパンパンに膨らんだ♀が、産卵場所を探して新鮮なギシギシの葉上を歩き回っています。
葉裏をめくってみると案の定、黄色い卵がかためて産み付けられていました。
また、その近くでは、一足早く孵化した幼虫が、最後は葉脈だけしか残らないほどにギシギシを蚕食して大繁殖中です。
夏が来る前に地上から姿が見えなくなります。
余談ながら、その頃から晩秋まで、一見よく似た姿を見せるのはヨモギハムシです。
●カブラハバチ:
菜の花(セイヨウカラシナやアブラナ)が群生した草原にいました。
黒いイモムシ姿の幼虫はアブラナ科野菜を食害する農業害虫です。
時折庭にもやって来ます。
●不明のハチ3種:
ハチの種類は非常に多く、すこし調べましたが素人には分からないです。
写真だけ残しました。
・菜の花にいて、黄色い花粉にまみれていた体長10mmほどの全身真っ黒のハチ。
ハグロハバチなどではなさそうです。
・リビングに飛び込んできた小さな、スリムなハチ。体長10mm以下。
手で掴まえてから、ティッシュペーパーにくるんでしばらく置いたものを、そーっと開いて撮影。
その後窓を開けて外に出すと、ゆるゆる歩いて花鉢の陰に隠れていきました。
特徴がはっきりしていると思いましたが、やはり似たようなものがヒメバチの仲間などにも沢山いて、名前は分かりませんでした。
・ミニバラの葉上を歩き回っていた小さなハチ。体長7mmほど?。数匹いたので害虫では、とすぐに殺虫剤スプレー。
動かなくなったところも撮りました。
バラの害虫仲間も沢山いますが、何者かは分かりません。
山野の新緑が美しく、すがすがしくなる季節、昆虫類も益虫・害虫おそろいで活動開始です。
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