井戸湿原(その後2015/5)
先月下旬、ハイキングに行った井戸湿原(栃木県)は、ツツジの名所としても、知る人ぞ知る穴場ですが、その時には標高のせいもあって、ツツジなどまだ芽吹きもはじまっていないところが大半でした。
昨日、当地の平野部では30℃を越す真夏日になりましたが、今度は井戸湿原のツツジの開花も見られるのでは、と期待して再訪してきました。
その結果、何種類かのツツジが自生していて、種類によって開花時期が異なるため、一斉に開花ということはありませんが、平均的な見頃は、まだもう少し先になるかな、と素人目には見えました。
さすがに半月少々も経過すると、木々の芽吹きや新葉の展開は進んでいて、薄緑から黄緑、更に少し濃いめの緑色と、緑のグラデーションもきれいで、パソコン・デスクトップの待ち受け画面にも良さそうな風景が目に爽やかでした。
参考までに先月4/27の「象の鼻展望台風景とツツジの道」(左列)と、今回5/14の同風景(右列)の比較画像です。
なお余談ながら、高原牧場にはまだ牛の姿はありませんでした。
5/14当日の井戸湿原周辺と横根山頂上付近のツツジ開花状況概略です。
アカヤシオは少なく、また花は終わっていたようです。
ピンクのトウゴクミツバツツジは見頃の株が多く、朱色のヤマツツジはまだ蕾状態のものが大半で、横根山頂近辺のツツジのトンネルにはまだ開花は見られませんでした。
これらを含めて、今週末以降が楽しみになるでしょうか。
※なお残念なことに、先に”喜んで”掲載した水芭蕉の画像(再掲)ですが、水芭蕉は本来ここ井戸湿原には自生分布はしていなかった植物であって、他所から不当に持ち込まれて繁殖をはじめたため、駆除対象になっているという事実を伺いました。
そして、撮影した個体は”駆除漏れ”のものであったことが分かりました。
今回、あらためて同じところを確認しましたが、すでに見当たりませんでした。
植物にはかわいそうですが、このようなことは厳に慎むべきですね。
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