アルファルファタコゾウムシ
●アルファルファタコゾウムシ(学名 Hypera postica):
ついに我が家までやって来た、問題害虫です。
郵便物を取りに玄関先に出た時に紋扉の縁を這っていました。
・体長約4~6.5mmの甲虫。体型は楕円形。胸部背面の左右および腹部背面の左右から後部にかけて淡褐色で、頭部から腹部背面にかけての中央部は褐色から黒褐色。
そして全身が毛状の2裂した鱗片で覆われています。吻はほぼ真っ直ぐで、やや太く短い。
・マメ科植物(レンゲ・ウマゴヤシ・カラスノエンドウなど)に飛来し,12月~5月上旬に産卵。
また5月上旬から新成虫が羽化。羽化した成虫は、摂食後5月中旬から樹皮下、建物の隙間、石の下などで集団で夏眠する習性があるという。
・養蜂業に必要なレンゲの葉、蕾や花を食害して大きな影響を及ぼしたり、多発して餌不足になると成虫はキュウリ、メロン、ナス、タマネギ等野菜を食害するという問題の外来害虫で、「日本の侵略的外来種ワースト100」仲間*。
* http://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/60120.html
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