カクレガ(小さな蛾)
4月末日、林縁の草地から、薄茶色でごく小さなガが飛び立ち、すぐ目の前の樹の”根本あたり”にとまりました。
そのまま、前にしゃがみ込んで見ましたが、どこにいるのか分かりません。
この辺りに止まったはず、とシャッター切った画像です。
老眼の進んだ遠近両用のメガネを外し、目を凝らしてじっと見ると、樹皮模様の中に、調和を乱している何かが確かにいます。
あらためてその辺りにレンズを向けようととすると、どうしても分からなくなります。
液晶の性能のせいです。
何回かこの動作を繰り返して、最後は、傍の草の葉を千切って、ここ、と指しながらフラッシュONにして写真に。
液晶画面で撮れたことを確認してから、葉先で触ると、飛び去りました。
これほどの隠れ名人は、私の少ない経験ながら、最高でした。
本名はお伺いしないこととして、勝手に”カクレガ”様とお呼びすることに。
またいつの日かお目にかかることがあるかも。
それまでごきげんよう。
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