5月初旬の”雑草ケ原”
草原の、雑草の命は短くて・・・
気温が高めに推移した5月初旬、池の傍の草原は雑草天国に。
まだ大型の雑草が大きく延びる前に、小型の雑草が花を付け、実をつけていました。
しかし、予想より少し早く、中旬の先日、大型機械による除草があっという間に終わって、今はすっかりきれい、さっぱりしています。
既に種を付けて準備していたものは、除草機械のキャタピラー隙間などに潜り込んで、次の除草作業地域まで運ばれて、そこで散布され、突序のように生育場所を変えたり繁殖したりするのでしょう。
雑草といえども、じっと暇つぶしに見ているときれいです。
ただし時々ご近所のホームセンター花卉コーナーに行くと、カタカナ名ではじめて目にする豪華な花々が並んでいて、雑草の花など何処かに飛んでしまうゴミのように思えてしまいますが・・・
●写真上から順に、ハルジオン(茎は中空);クリムソン・クローバー(ストロベリーキャンドル);アカバナユウゲショウ;ミゾコウジュ(準絶滅危惧種);コメツブツメクサの黄色い花;オヤブジラミ。
●ノヂシャの結実:
大きい雑草に埋もれないで光を受けていた株は既にたくさんの種を付けていて、触るとポロポロと意外に大きな種がこぼれ落ちてきます。
●ヤセウツボ(寄生植物):
葉緑素を持たない寄生植物です。クローバー類に寄生して栄養分を横取りします。
その姿は、やはり何処かうさんくさい印象を与えます。
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