ササグモ、ハナグモ、ワカバグモ、ハラキンミズアブなど
5月積み残しでゴミ箱行き候補の画像を載せました。
毎年変わることなく、花の頃になると色々な小昆虫がやって来ます。
その多くは名前も分かりません。
そしてそれらを獲物にしようと待ち構えている、網を張らない徘徊性の小さなクモの姿も、葉裏をのぞき込むと見つかります。
小さな生き物の世界にはまた生存競争の自然の営みがありますね。
●ササグモ:
この時期一番多く見かけます。
近くに獲物がくるとジャンプして捕らえます。
足にトゲトゲがいっぱいで、こんなのに捕まると逃げられないでしょうね。
●ハナグモ:
いつもの体勢で獲物がやってくるのを待ち構えていました。
●ワカバグモ:
全身明るい緑色のクモ。
葉表に出ていて、近づいてもすぐに逃げないと思ったら、獲物を捕らえていました。
●不明の小昆虫類:
・バラ開花時期に盛んにやって来た不明の小昆虫。
中には似たような姿の虫がクモの餌食になっていました。
①
●オキザリスに来た「ハラキンミズアブ」:
・勝手に蔓延るオキザリス。
スコップで掘り起こして見ると白い大根のような根が生えているので、地上部をむしり取っただけでは根絶出来ないのは道理です。
一斉に花が開くとその時はそれなりにきれいですが・・・。
夜の間にナメクジに食べられて見苦しくなっている“虫食いだらけ”のオキザリス。
ナメクジに食べられた葉には、這ったあとがキラキラと光って残るのですぐにそれとわかります。
・その葉にやって来たのはハラキンミズアブ♂。
体長4~5mmほどです。
●チョウセンカマキリ幼虫:
少数ながら時折姿を見せます。体長10mmほどで、今はまだ捕食者ではなく、餌食にされる立場です。
●フタモンアシナガバチ:
暑い日中には水を飲みにやってくる、おとなしいハチです。
●クシヒゲハバチ幼虫:
早くから被害に遭ったバラはすっかり樹勢が弱くなって、5月中に花は開きませんでしたが、6月になって数輪開きました。
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