ひがし北海道の旅①納沙布岬 (2015/6)
6月末の3日間、ひがし北海道に行ってきました。ずっと曇り空で気温が低く、寒い3日間でした。
ありきたりの単なる旅行です。
以下は順不同の備忘記録です。
まず、今回初めて訪問した、未だに解決の難しい政治問題になっている北方領土を望む納沙布岬の訪問から。
難しい話は脳天気のブログにそぐわないため触れられません。
●北方領土方面展望:
曇り空の下でしたが、納沙布岬から北方領土方面を望むと、珸瑶瑁(ごようまい)水道を隔てて貝殻島灯台が目視できました。
その奥に歯舞群島の一部も何とか見えました。
★貝殻島灯台点灯ニュース(朝日新聞デジタル2014年8月16日20時52分)
http://www.asahi.com/articles/ASG8J6JTGG8JIIPE01D.html
北方領土の貝殻島灯台、約2年ぶりに点灯る。ロシアが管理:
根室海上保安部*は16日夕、北方領土の歯舞群島・貝殻島灯台が点灯していることを北海道根室市・納沙布岬灯台から確認したと発表した。
貝殻島灯台は2012年8月25日から2年近く消灯したままだった。
貝殻島灯台は、納沙布岬から3.7km離れた同島に日本が戦前の1937年に設置したが、現在は北方領土を実効支配するロシアが管理している。
同海保は消灯以来、外交ルートを通じて理由や復旧の見通しを問い合わせていたが、ロシア側からの回答はなく、再点灯の理由も不明という。
*根室海上保安部
貝殻島灯台:
http://www.kaiho.mlit.go.jp/01kanku/nemuro/sentei_toudai/nemuro_lh/html/kaigarajima.htm
・名称:貝殻島灯台
・位置:北緯 43-23-46、東経145-51-30
・光り方:単閃白光 毎5秒に1閃光
・明るさ:実効光度330カンデラ
・光の届く距離:7.0海里
・明弧:全度
・点灯年月日:昭和12年4月1日
(以下の画像はクリックで拡大します)
●納沙布岬から北方領土を望んで設けられた多くのモニュメント。
一刻も早い解決を、という人々の想いがずしりと伝わってくるものでした。
●3.7km先にある、すこし傾いた貝殻島灯台を、曇天の下でも肉眼で確認することができました。
近くて遠い灯台です。困難な課題ではありますが、決断の時期は近づいてきたのではないでしょうか。
歳古毎 遠く霞ゆく北方領土 つのる思いはより鮮明に
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