7月の締めくくりはトンボで
※7月の締めくくりはトンボで。
今シーズン、近郊のフィールドで見られるトンボの数も種類も大分少ない感じがしています。
定量的な観察データがあるわけではありませんから単なる印象だけかも知れませんが・・・
それはともかく、梅雨明け直後の7月下旬、我が家にやって来たトンボです。
順に、
●7月21日午前、やって来たのは珍客のハグロトンボ♂:
腹部がメタリックグリーンに光るきれいな♂でした。
日陰を選ぶようにヒラヒラ飛んでは止まるとゆっくり翅を開閉する,特徴的な動きをしながら長居することなく行ってしまいました。
近くにはハグロトンボなどが生息する清浄な水環境がありませんから、近くで姿を見ることはまずありません。
●そして同日午後、こちらも珍客のウスバキトンボ。
田圃の上空に群れているのは見かけますが、我が家に飛来したのは初めてのこと。
見た限りでは羽化して間もない感じの個体で、日陰になるアジサイの下方にぶら下がるようにとまってじっとしていました。
翌朝には姿はありませんでした。
(画像はクリックで拡大します)
やはり日陰を選ぶように少しずつ狭い庭先を飛んで、ほんのしばらく日光の当たる葉にとまって、そのおかげで翅脈がくっきり撮れましたが、ほどなく行ってしまいました。
●7月最後にやって来たのはナツアカネ。
7月27日早朝、リビングから小さな、まだ赤くない赤トンボが1匹、庭木に止まっているのが見えました。
道路に出て近寄り写真撮りに。やはり羽化して間もない感じの赤トンボで、これから涼しい山地で夏を過ごし、秋には真っ赤になって里に下りてくると言う赤トンボで、胸部の黒い線条の形状からアキアカネではなく、顔まで全身真っ赤になるナツアカネと確認しました。
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