シマツユクサの花(2015/8)
毎年観察しているシマツユクサです。
元々は九州南部から琉球列島にかけて分布するとされている植物ですが、関東でも観察されている記録があります。
●まず先に在来のツユクサ:
猛暑日が続いていた頃の朝には、その涼しげな色でなぐさめらたものです。
同じところにはびこっている在来のツユクサの花とシマツユクサの花の大きさ較べをしていたところに、たまたまフタホシヒラタアブ(体長8~10mmの小型のハナアブ。体は黒色で、胸部背は黄褐色です。触角は黒色。腹部の黄色い紋以外に、頭部が幅広く、顔面に生える毛が明るい黄白をしています。)がやって来ました。
シマツユクサの花はかなり小さいことを再確認です。
当地散歩コース内で、シマツユクサが観察できる場所は現在まで、きわめて限局的です。
草刈り作業が行われるタイミングや、生育シーズン中の降雨量によって、生育地の物理的環境条件が異なるので、毎シーズン同じ時期に同じ場所に安定した生育、開花が観察できるわけではありませんが、8月中旬、少し探してから開花を確認することが出来ました。
どうして、どこから、ここにたどり着いたのか推測しようもありませんが、在来種のツユクサを駆逐するような大繁殖をする様子もないことですし、消滅しないように、と密かに願っているものです。
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