幕電(雷鳴を伴わない雲と雲間の稲光)
雷は“ところによって”連日発生していますので、昼夜問わず、外出時には一応気にはして出かけますが、いつ“ところによった”かは、後から分かるので、後の祭になるばかり。
昨夜も、熱いので日中果たさなかった所用のため夜間外出、熱気の冷めない上空には星が点々と瞬いていました。
100mほど先の、遠景が見通せる小学校校庭前まで行くと、晴れている北西の地平に近い空の一角に真っ黒い雲がまるでモンスターのように立ち上がっていました。
そして、雷鳴はまったく聞こえませんが時折すさまじい閃光が走っていました。
そういう光景はまったく珍しくはありませんが、これまでで一番近い感じで、しかも派手な閃光だったので、これなら撮れるかと自宅までカメラを取りに引き返してから撮影に。
前景に写り込む樹木や校屋上施設などで視界が遮られるため、移動。
閃光最大瞬間にjust hitした画像はほとんど全画面が白くなって”絵”になりませんでした。
30分以上にわたる自然の光の饗宴で、音はまったく聞こえませんでしたので、相当遠くだったのですが、一方では雷直下の地域はどうなっているのかと気にかかることでもありました。
おかげで所用は閉店時間に間に合わず、果たせませんでした。
幕電:
夜間、遠方で発生した雷による稲妻が雲に反射する現象および、雲内放電により雷雲自体が光って見える現象を幕電と呼ぶ。
雷雲から15km以上離れている場合など、稲妻のみで雷鳴が確認できない時を指すことが多い。-Wikipediaより-
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