ヤブガラシの花に集まるハチやアブの仲間 7種(2015/9)
フィールドではつる性迷惑雑草のヤブガラシですが、さして目立ちもしない花は、小昆虫には人気です。
時にはイチモンジセセリやアオスジアゲハなども吸蜜にきています。
本記は、曇りや小雨の続いた9月初旬、台風18,17号の影響による豪雨に見舞われる直前までの間に撮りためた、ハチやアブの仲間です。
はじめて観察確認したシママメハナアブは別に記録済みで、今回はその他の特に目新しくもなく、普通に見られ仲間達です。
●キタヒメヒラタアブ→ミナミヒメヒラタアブ(ハナアブ科):
大きさ(体長)9mm、細身でホバリングの名手。
※なお、これまで「キタヒメヒラタアブ」とされてきたものは、よく似た別種の「ミナミヒメヒラタアブ」だったとして改められているそうです。
●キゴシハナアブ:
大きさ(体長)10mm前後。複眼に粉を散らしたような模様があり、”腰”が黄色い、よく花にくるアブ。
●アメリカジガバチ:
大きさ(体長25mm♀)ほど。アメリカから渡ってきた移入種。クモ類を狩ります。
たくさん飛び回っていて、一番目につきました。
●セグロアシナガバチ:
大きさ(体長)23mm前後。キアシナガバチとよくにていますが、斑紋をよく比較すれば正確に識別できます。
●ヒメハラナガツチバチ:
大きさ(体長)20mm前後。体毛に泥を付けたまま飛び回っていました。
(この花だけ「ノブドウ」でした)
●クロアナバチ?:
大きさ(体長)30mmほど。十分な画像がなくて確認できませんが、キリギリスの仲間を狩って幼虫に与えるクロアナバチ(の仲間)かと。
当該種の成虫は花で吸蜜します。
| 固定リンク
「昆虫」カテゴリの記事
- ヤマアジサイ開花、ナミテントウなど(2021.05.27)
- ヨトウガの卵( バラの葉裏に)(2021.05.23)
- フヨウの葉を巻くハマキガ幼虫と成虫(ワタノメイガ)(2021.05.22)
- クロネハイイロヒメハマキ(成虫/幼虫)(2021.05.21)
- フタテンアツバ、不明のガ、アカハラゴマダラヒトリ(2021.05.20)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント