サワフタギ結実(2015/10)
※サワフタギ(ハイノキ科)結実:
林縁に複数ある樹の1本が特に多数の瑠璃色の実を付けていて、とてもきれいだったので撮ってきました。
春の花の時期にはいつも忘れていて通り過ぎますが、秋に実がなると否応なしに目立つので気がつきます。
先に。
・4月下旬、白い花が咲いていたサワフタギです。
そしてこの時期、毎年見られる、サワフタギを食葉樹とする”定番”で派手な姿のシロシタホタルガ幼虫です。
(余談ですが、「シロシタホタルガ」の成虫はまだ見かけたことがありませんが、普通に見かける「ホタルガ」と外見は酷似しているという。
ただ、ホタルガの成虫の翅にある白い帯の幅と位置が違う(ホタルガより上の位置にある)事などで明確に区別できるそうです。
・ちなみに、ホタルガの写真です。
本種は落葉小高木で、やや湿った林床や、渓流沿いなどに生育し、また湿原周辺などにも群落を形成します。
高さは1~5mほどになりますが、多くは1m程度。葉はつやがなく、縁には細かい鋸歯があります。
花は白色。秋が深まる頃、葉を落とした枝に瑠璃色の実を鈴なりにつけて美しいです。花期は4~5月、分布は日本各地。
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