ウバタマムシ
●ウバタマムシ(タマムシ科ウバタマムシ亜科):
9月初旬、少し寒かった早朝の草原で、ヨシの葉にしがみつくように静止していた個体で、はじめて観察した甲虫です。
タマムシと体型はそっくりですが、タマムシのお婆さんではありません。(^_^;)
元に戻しておきましたが、近くには本種の生息するような環境はなく、どこからやってきたものやら・・・。
当(埼玉)県では準絶滅危惧種の扱いになっているウバタマムシです。
※
ウバタマムシ:
体長35mm前後、銅色の鈍い金属光沢があり、上翅には縦隆条があり、4つの白斑がある。
頭部及び前胸背にも皺状の隆起がある。
幼虫は弱った(枯れた)松材を食べ、成虫になるのに3年以上かかるという。
成虫は松の葉を食べ、夏に多いが、一部は晩秋にも現れ、越冬もする。
当(埼玉)県では準絶滅危惧種の扱い。
出現時期は6~9月、分布は本州、四国、九州。
| 固定リンク
「昆虫」カテゴリの記事
- モンキチョウ(2021.02.22)
- ナナホシテントウ(2021.02.06)
- 越冬中のキタテハ(2021.01.28)
- ヤノナミガタチビタマムシ、フサヤスデの仲間(2021.01.14)
- ツバメシジミ、キチョウその他(2020.12.12)
コメント