エノキワタアブラムシ
長期放置していた空鉢に、鳥が種を運んできたものか、自生したエノキの幼木にエノキワタアブラムシが発生して、おぞましい感じになるほど。
葉は黄色に変色してその後枯れて落葉していきました。
それでも、幼木は枯れたようには見えません。
特別の関心はありませんが、単に記録として、バックデートして残しました。
なお、この幼木には9月に人為的に移入されたアカボシゴマダラの幼虫がついていたもので、別に記録を残しました。
・放置して乾燥後に”わた”がとれて裸になったアブラムシのいくつかが観察できましたが、今ひとつはっきりしませんでした。
・近くの葉表に、白いわたが付着したヒメカメノコテントウ(体長4mm)がいました。
・その葉をそっと裏返して見ると案の定、エノキワタアブラムシがたくさんついていました。
テントウ虫にアブラムシ退治を期待するのはとうていムリのようです。
●エノキワタアブラムシ:
エノキ(ニレ科)に集まる綿だらけのアブラムシ。
大きさ(体長)1.7.~2mm。成虫、幼虫ともエノキの葉を吸汁して黄変、更に落葉させる。
成虫には無翅型と有翅型があり、共に多量の綿毛状ワックスで覆われる。
出現時期は4~11月、分布は日本各地。
| 固定リンク
「昆虫」カテゴリの記事
- モンキチョウ(2021.02.22)
- ナナホシテントウ(2021.02.06)
- 越冬中のキタテハ(2021.01.28)
- ヤノナミガタチビタマムシ、フサヤスデの仲間(2021.01.14)
- ツバメシジミ、キチョウその他(2020.12.12)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント