2015(平成27)年・大晦/カンムリカイツブリなど
今年1年、ご訪問ありがとうございました。
皆様どうぞ良いお年をお迎え下さい。
また一年過ぎた、というのが実感で、歳をとるのが年々早くなるライフステージです。
昔は「年々歳々花相似 歳々年々人不同 (唐詩選)」、でしたが、昨今は『年々歳々花又不同』の感もあります。
大晦日雑感:
地球温暖化が確実に進行しています。
ハリケーン、竜巻、大洪水に見舞われる地域もあれば、温帯気候もだんだん亜熱帯性気候に似てきた地域もあり・・・
『理科年表平成28年版』*の「熱帯夜」を示す5年移動平均の折れ線グラフを概観すれば、私の生まれた頃の田舎では、折れ線グラフのデータからは数日はあったかも知れませんが、“熱帯夜”等まったく記憶にありません。
蚊帳を吊った真夏でも寝冷えしないようにと、いつも夏掛け蒲団を掛けられた記憶しかないのです。
そして現在はというと、特にヒートアイランド現象が顕著な大都市圏では、30日から40日を越えるというデータで、当地では今夏もずいぶん悩まされたことでした。
この一年もまた世界的に天災/人災が発生しました。
地球温暖化の進行ばかりではなく、ニンゲンの大脳も高熱化しているのでしょうか?
人智を越える事象は、一神教にせよ多神教にせよ、超越者の神様にお願いするしかありません。
そうではない天災/人災に対しては再発防止、より積極的には未然防止について、ニンゲンが一層の責任をもって努力しなくては、と、生き物仲間の絶滅危惧種と共に感じるものです。
参照:
*【理科年表平成28年版(国立天文台編集)の気候変動・地球温暖化 環5(941)
各都市の日最低気温25℃以上(熱帯夜)*の年間日数(1931~2014年)
(*「熱帯夜」は夜間の最低気温が25℃以上であることをさすが、ここでは日最低気温25℃以上の日を熱帯夜として数えている。)】
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朝からだらだらと、往生際悪くもやっていた諸事ガラクタの片付けにも飽きて、時折日射しもある日中、散歩コースの池まで自転車散歩に。
池には”世事を超越した釣り人”が数人。
●カンムリカイツブリ:
まばらな冬鳥に混じって、150mほど遠くに1羽のカンムリカイツブリが浮き沈み。
頻繁に潜水を繰り返しているのを、目一杯のデジタルズームでのぞいた丁度その時、1匹の魚を咥えて浮上し、水面に数回たたきつけてから、一息に呑み込むのを目にしました。
●小ガモなど:
他には冬鳥の小ガモ、いつもいるカイツブリ、いつも突っ立っているダイサギの姿も。
●ツグミ:
帰りの田圃道ではツグミが1羽飛び立って、すっかり葉を落とした立木に止まりました。
これから少しずつ増えることでしょう。
ニンゲン同様、良い年を迎えるように。
では皆様、来年もよろしくお願いいたします。