ヒカゲミツバ、センニンソウ果実、モンキチョウ、ナノハナ開花(2015/12)
遅ればせの記事です。
●ヒカゲミツバ:
暫く前に、出先の里地の日陰になる林縁で見かけたもの。
通りがかりに撮った画像1枚だけで、カノツメソウにも似ていて情報不足ですが、ヒカゲミツバ(?)としました。
(撮影2015.11.27)
※ヒカゲミツバ(セリ科カノツメソウ属):
草丈50~80cmほど。山里の林縁や山地の渓谷沿いなどの日陰に生える多年草。
茎は細くややかたい。葉は2回3出複葉で互生します。
複数の散形花序を組み合わせて出し、小さな白色5弁花を多数つけます。
花期は8~11月、分布は本州の関東地方以南。
●センニンソウ果実:
同じ林縁に花後のセンニンソウがありました。
花後に出来た果実には、白くて長い羽毛状の毛のある花柱がくっついたまま残るので、遠目にもよく目立ちます。
種の一部はすでに飛散しています。
羽毛は風に乗っての種子散布に役立つでしょう。
なお、冬枯れ時期のフィールドでは、ボタンヅル果実もたいてい同じように観察できますが、この時にはセンニンソウのみ。
●モンキチョウ:
晴れて暖かかった日中、散歩コースの草地に複数のモンキチョウが飛び交っていました。
それが今シーズンのモンキチョウ見納めになりました。
着替えできない衣裳も大分すり切れていました。お疲れ様でした。
.(撮影2015.12.8)
●ナノハナ開花:
同じ日、周囲にセイヨウアブラナが大きく葉を広げはじめている草地に一株、控えめに菜の花が開花。
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