ミコアイサ(2016/1)②
青空が広がって日中は暖かくなりましたが、連日氷点下の冷え込みで、今シーズン初めて池に薄氷が張りました。
午前10時半頃に部分的に融け始めていて、融けたところにはさざ波が立ち、青空を乱反射してより青く見えていました。
池の手前は結氷していて、釣り人はもちろん、カモ類の影もありませんでしたが、日の当たる一番奥を双眼鏡で覗くと、水面にポツンと白点が認められました。
(以下の画像はクリックで拡大します)
昨日見かけたミコアイサ♂です。
●ミコアイサ追っかけ開始。
開けた水面にカルガモ、ヒドリガモ、コガモが少数浮かんでいて、その近くで潜水を繰り返したり、暫く後には、浮上した♂♀2羽が寄り添うようにしながらリラックスして羽繕いをしたりする様子をたっぷり観察できました。
最後に、上空からヘリコプターの爆音が聞こえてきた途端に、上空に目を向けてから、すぐに池の遠くに飛び立っていきました。
●遠くにはいつものようにカンムリカイツブリが浮かんでいました。
観察期間は40分ほどでした。
※ミコアイサは、カモ科アイサ属では最小ということです。
今回一緒に写り込んでいるカモ仲間などとの大きさ比較です。
日本産のカモ類の中では最小種というコガモより少し大きめ、というところ。
大きさ(全長:嘴から尾の先端までの長さ)
は、オナガガモなど尾羽の長さがまったく異なるものもいるなど、雌雄で大きさも違うため、単一の数字では一概に表しにくいですが、比較の目安となるおおよその参考数字です。
大きいものから
・カルガモ: 61cm
・マガモ: 59cm
・ハシビロガモ: 50cm、
・ヒドリガモ: 49cm、
・ホシハジロ: 45cm
・ミコアイサ: 42cm
・キンクロハジロ:40cm
・コガモ: 38cm
-続く-
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