コスミレ(小菫)
今春初めて近くで見かけた菫の花。
周囲に雑草もまばらな裸地に近い地面に、数株が点々と咲いているのを見つけたものです。
スミレの種類は実に多くて、素人にはなかなかわかりにくいです。
一瞬、ヒメスミレかな?とも思いましたが違いがあるようで、コスミレとしました。
※コスミレ(スミレ科スミレ属)
人家近くや山野に生える多年草。
高さ6~12cmになる。
葉は数多く束生し、花期には長さ2~5cmの長卵形で先はとがる。裏面は淡紫色を帯びる。なお夏の葉は三角形で大きい。
花は白っぽいものから淡紅色まで変化が多い。
花弁は長さ1~1.5cmで幅が狭く、紫色のすじが目立つ。
側弁はふつう無毛だが、ときに毛のあるものもある。柱頭はカマキリ型。
距は長さ6~8mmで細長い。距に毛が散生するものもある。
なおコスミレは変異が多いという。
花期は3~4月、分布は本州~九州。
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