ウロコアシナガグモ、アオオビハエトリ、ニホンカブラハバチ
●ウロコアシナガグモ:
朝方2Fのベランダで洗濯物干しをしていた家人が、ハンガーに黄緑色に光る小さな“ムシ”がくっついている、というので行ってみるとウロコアシナガグモでした。
光が当たると金緑色に輝いてきれいなクモです。
眼は8個。大きさ(体長) 8mmほどと大きめで鋏角が短いという特徴から、♀のようでした。
本種については今までにも観察した記録があります。
※ウロコアシナガグモ:
大きさは、♀8mm、♂6mmほど 。眼は8個。
全身が黄緑色の美しいクモで、胴体には編み目模様があり、うろこ状に見える。
水平の円網を張るが、葉の上で獲物の待つこともあるらしい。
出現時期は4~9月、分布は北海道、本州、四国、九州。
●アオオビハエトリ:
たまたま庭に出た折に、傍にアリの巣がある石の上を、第1脚を上げた独特のポーズで忙しく歩き回っていました。
網を張らない徘徊性のクモの仲間です。これまでにも時折見かけた記録があります。
●ニホンカブラハバチ:
4月になってから、晴れて気温が上がった日中には数匹が庭にやってきて飛び回っている害虫仲間です。
幼虫は真っ黒い色をしていて、アブラナ科の植物を食草にするハチで、晩秋~初冬、堤防の草地でごく普通に見かけます。
○もっとゆっくり進んで欲しいと思うのに、どうも快適な期間が短くなってしまった感のある近年の春。
晴れた日中は簡単に20℃を越えるようになり、早くも庭木の新葉・若葉が何者かに食害されて地面にパラパラ落ちています。
害虫も活動をはじめているようです。
昨シーズンは何も対策をしないでいたので外来種のアオドウガネの大発生被害に悩まされました。 今シーズンは早めに防除対策をしなくては・・・
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