初夏のフィールドで見かけたセスジハリバエ、キヒゲアシブトハナアブその他
本日は、昨夜半から降りはじめた、初めての梅雨らしい雨が終日続きました。
午前中、歩いて10分ほどの歯医者さんまで傘をさして出かけましたが、帰りには風を伴う雨で、ヒザから下はずぶ濡れになりました。
少しは”関東の水瓶”に水が溜まってくれれば良いな、と思ったのですが・・・・
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5月の里山公園や二ヵ所のフラワーパークなどで見かけたアブやハエの仲間等をまとめて記録しました。(順不同)
はじめて観察したものもありました。
なお同定には誤りがあるかも知れませんので、ご注意を。
※里山公園で:
●セスジハリバエ(ヤドリバエ科):
ハルジオンの花で吸蜜していました。
体長12~16mm。林縁の日当たりのよい場所で見られる。
オレンジ色の丸い腹部をしたハリバエで、中心部に縦に黒い帯模様がある。
動物の糞や死骸果実などに集まるが、花にもよく来る。
出現時期は4~10月、分布は日本各地。
幼虫はチョウやガなどの幼虫に寄生する。
●ヤドリバエ科カイコノウジバエ属の一種?:
セスジハリバエの近くで、同じようにハルジオンの花にいました。
情報量が少なく細部は分かりません。
※フラワーパークで:
●スイセンハナアブ(ハナアブ科)?:
スイセンハナアブ?としましたが、情報が少なく確かなところは分かりません。
黄白色~茶褐色の毛で覆われた、体長15ミリほどの外来種ハナアブ。
体色は変異が激しい。同定には翅脈や脚の形状などの確認が必要。
幼虫はスイセンの球根などを食べる。
●キヒゲアシブトハナアブ(Parhelophilus citricornis)♀:
(ハナアブ科ナミハナアブ(Eristalini)族):
後脚の腿節が太く、続く脛節が大きく湾曲したハナアブの一種。
腹部は第一節から第三節まで黄紋が並ぶ。触角は黄色い。
http://syrphidae.a.la9.jp/tribe/eristal2.htm
●シマアシブトハナアブの仲間?:
絵合わせで一致する物はなかなか見つからず、分かりませんりませんでした。
※ハチ((膜翅目)の仲間は前後2枚ずつの翅(4枚翅)がありますが、ハエやアブ(双翅目)では前翅だけの2枚翅で(後翅が無く)、その代わりに「平均棍」があります。
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