ネジロカミキリ
●ネジロカミキリ(カミキリムシ科ネジロカミキリ属):
散策に行った総合公園の林縁で見かけた小さな(体長6~8㎜)カミキリ虫です。
ニワトコの葉上にとまっていました。
見つけた時には触角をのばしてゆっくり揺らしていましたが、カメラを近づけると触角を腹部に抱き込むように体にぴったり付けて(固まって)動かなくなりました。
アングルを変えて撮ろうと枝先を触った途端に、(予想通り)ぽろりと落下して見失いました。
写真は落下直前の前面頭部ですが、ブレブレです。
・頭部前面から:
成虫は春~秋に出現し、ウコギ科のタラノキ枯木や衰弱木によく集まる他、ヤツデ、またセンノキ、ブナ、ミズナラ、クリ、ニレ類などにつきます。
なお、静止している時には触覚は腹部に抱き込むようにしているので、遠目には木の葉についた鳥の糞のようにも見えます。
出現時期は4~10月、分布は日本各地。
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