イトカメムシ
月遅れの記事です。
●イトカメムシ(イトカメムシ科):
6月中旬、以前に一度観察記録のあるイトカメムシが、、フヨウの葉上を1匹だけでしたが、ゆっくりと移動しているのに気がついて、一度プラスチックシャーレに捕捉して観察。
ちょうど4年前に、やはりフヨウの葉上を這っていたヒメイトカメムシを観察した記録がありましたが、今回の個体は「イトカメムシ」で、少し大きく、その他の特徴も異なっています。
珍しい種ではありませんが、細身で小さいので気づかないだけでしょう。
※イトカメムシ:
大きさ8mmほどで翅は透明、体は淡褐色で細長く、脚や触角も細長いカメムシ。
植物の汁を吸う。
♀には腹部が黄緑色のかったものがいて、またトゲのような突起物があるそうで、今回の個体はメスでしょうか。
出現時期は5~8月、分布は本州、四国、九州。
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