ツマグロヒョウモン幼虫/蛹
昔から雑草として生えて来る外来の野生スミレ「アメリカスミレサイシン」が、今夏も一株大きな株に成長していました。
放任するとどんどん分布を広げてしまう迷惑雑草です。
その大株にツマグロヒョウモンが時折やって来てウロウロしているのは承知していました。
8月上旬、その株が何者かに食い荒らされて汚らしくなっていたので除草しようとしゃがみ込んだ時に、ツマグロヒョウモンの終齢幼虫が1匹いるのに気がつきました。
・そしてすでにサナギ(蛹)になったものがつ、ぶら下がっているのも目に止まりました。
それから数日後、どうなったかと覗いてみると、先に見かけたサナギ(写真奥)はそのままで、終齢幼虫が新しくサナギ(手前)になってぶら下がっていました。
時折寄生蜂がうろついていますので、ハチの被害を受けていなければ、ほどなくサナギは羽化していくはずですが。
余談ながら2つのサナギ共に明るい茶色なので、♂の蛹のようです。
なお大分昔のことになりますが、庭に野生スミレやパンジー、ビオラなど沢山のスミレ科植物があった当時には、ずいぶん多数のツマグロヒョウモンがやって来て、また旅立って行ったことでした。
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