9月の終わり/野生アサガオなど
9月が過ぎていきました。
今月初旬は晴れて残暑厳しい日の連続でしたが、中旬以降は急に様相が変わり、気温も相対的に低く.曇りか雨の連続する、極端な日照不足の日々に。
1~2日くらいは束の間の晴れ間がのぞいたこともありましたが、終日晴れた日は皆無だったと記憶しています。
10月もしばらくは平年より温度は高めで、はっきりしない天気が続きそうですが・・・・
その様なフィールドでは、毎年さして変わらない風物の移り変わり模様でした。
●ノアサガオ:
一番元気の良い野生アサガオで、まだまだきれいな花を、日中にも萎むことなく開いています。
除草作業がしにくい場所に進出しています。したたかです。
●園芸種アサガオ:
逸脱した園芸種です。
野生アサガオに比較するとやはり”大輪”ですが、お庭で育てられている花に比較するとかなり貧弱です。
日が高くなるとすぐに萎んでしまいます。
稲刈りが終わった田圃の中まで蔓を伸ばしていました。
多量の種が出来て、もうすでに周辺にも散らばって、縄張りを拡大していく迷惑雑草です。
●マメアサガオ:
金網フェンスや他の雑草に巻き付いて白い小さな花をつけています。
花が開くのはやや遅めです。
巻き付くものがないところでは地面を這っています。
観察できるのは除草作業のタイミング次第です。
●マルバアメリカアサガオ:
大きなハート形の葉の割には小さな水色の花をつけます。萎むのも早いです。
●アメリカアサガオ:
今シーズンは気がつかないうちに過ぎてしまったようですが、マルバアメリカアサガオと同じ環境に咲いていたものです。
花の姿形は”マルバ”と区別が付きませんが、ハート形の葉に深い3~5裂の切れ込みがあるところが異なります。
マルバアメリカアサガオの方が,アメリカアサガオの変種、なのだそうです。
過去ログから参考までに画像再掲。
●ヒガンバナ:
まだ稲刈りがされない稲田の脇や、9月初旬に夏草の刈り取りが終わった後、再び雑草が延びだした草原に、ヒガンバナ開花。
余談ながら、近隣のヒガンバナの新名所は今賑わっています。
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