8月下旬の雑記録
いつもながらの過去ログです。
8月、次々に台風がやって来て、遺憾ながらやはり各地に甚大な災害が発生しました。
心が痛みます。
当方も昨年秋の豪雨の記憶*を胸に、時に首をすくめながら、大過なく風雨の過ぎ去る”幸運”を座して待っていただけ。
【:*昨秋(2015年9月9日)、台風に伴う大雨で、当地でも、ひやりとした豪雨に遭遇しました。
当日は9日PM 9時過ぎから豪雨になり、この頃、隣県の常総市ではそれ以前から豪雨が続いていて、10日早朝には鬼怒川の数か所で越水や堤防からの漏水が発生し、更に12時50分には同市三坂町で堤防1か所が決壊したため、鬼怒川と小貝川に挟まれた常総市の広範囲が水没するという大水害になったのでした。】
また台風のみならず、不安定な天気が続いたため、近郊の稲田で例年なら(早いところでは)8月のお盆休み明けくらいから始まる稲刈り作業もままならず、農家の方も”天気次第だから仕方ないよ”、と嘆いておられました。
●8月22日
午前11時過ぎから、我が家の上空も、台風9号接近に伴う激しい風雨に見舞われました。
ただ激しい雨が続いたのは比較的短く3時間くらいで、その後は弱まったり再び激しくなったりしながらも、午後5時半過ぎには雨はぐんと弱くなりました。
●8月23日
・翌朝、玄関先に飛び散った落ち葉やゴミなど片付けていた中に、精霊トンボ(ウスバキトンボ)が1匹混じって落ちていました。
・雲の切れ間から青空ものぞきはじめた午前10時過ぎ、池まで行ってみました。
もちろん貯留水量は増えていますが、予想したよりも水量は少なかったようでした。
そして普段はこれほど多く見かけたことのないサギの仲間(→この時期は稲刈りがはじまりそれに伴って稲田から飛びだしてくるバッタやアメリカザリガニ、蛙などの獲物を目当てに、チュウサギやアマサギなどが稲田に集まってきます。)が、池の周囲に多数集まっているのを目にしました。
また、熱心な(というより物好きな)釣り人1人も居て、草地にモンキチョウが一匹。
・畑と農道の境界に植えられたイチョウの樹下には、強風でちぎれ落ちた青い銀杏が点々と。
●8月24日
・翌日目にした、散歩コースの中で一番早い稲刈りが行われていた田圃です。
”つきもの”のサギの姿はありません。
ちなみに池に立ち寄ってみると、大勢を占めるチュウサギに混じって少数のアマサギも集まっていました。
●8月28日
・それまではっきりしない天気が続いていました。すでに次の台風10号の予報もあって、曇天の合間をぬって稲刈りが進められている田圃があちらこちらにありました。
刈り取られた後の田圃に集まったサギの姿がありましたが、
・大方はいつもより少なく、また中には、刈取りを待ちきれずに、風雨で倒れてしまった稲田に入りこんでいるサギ仲間も散見されました。
どうやらサギも例年のようには”予定が立たない”のでしょうか。
近くの畑脇に赤いアメリカフヨウの大輪が満開で、池端にはアオサギが1羽ポツネンと突っ立っていて、カワセミ♀も一羽。
堤防には草むらから飛びだしたショウリョウバッタ♀が1匹。
8月30日 AM 10:00現在、いわき市の南東約180kmを北北西に進み、
・中心気圧965hPa; 最大瞬間風速50m/s:
・そして北日本に接近、上陸。
北日本に大きな災害の爪痕を残してしまいました。残念です。
・午前10時半頃の報道。
当地では幸運にも、9号ほどの影響はありませんでした。
風は時折強く吹いていましたが雨はあがった午後1時頃の池の様子です。
貯留水量も9号の時ほどではありません。
こうして暑い夏が過ぎていきました。
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