ボラ幼魚の遡上
●ボラ幼魚:
例年のことですが、今頃の季節(9月下旬から11月初旬くらいにかけて)になると、しばらくの間、町裏を流れる排水路に群れをなして遡上してくるボラの幼魚を見かけるようになります。
暇な通行人が足を止めてのぞき込むことがあるほどです。
胸鰭の付け根に青黒色の斑点1個があるのが特徴的です。
また同じように、水路で間接的に繋がりのある調節池では、やはり体長が同じくらいの幼魚が大きな群れを作り、さざ波を立てながら、水面近くを泳ぎ回り、釣りのオジさんの撒き餌に群がるなどして嫌がられています。
時にはハリに掛かったりして,オジさんが舌打ちしながらはずして放り投げているのを目にすることもあります。
※ボラ:
基本的には海水魚であるが河口や内湾の汽水域に多く生息する。
幼魚のうちはしばしば大群を成して淡水域に遡上する。
水の汚染にも強く、都市部の港湾や川にも多く生息する。
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