晩秋の候
市街地の団地に、公道沿いに面して植栽された複数のケヤキ大木があります。
紅葉が進んで、今はすでに散り始めています。
団地の当番の方でしょうか、歩道に散り敷いた大量の落ち葉を竹箒で掃き集めて大きなゴミ袋に収納されていました。
通りすがりに、”大変ですね”、と声を掛けると、もうしばらくです、との返事。
季節の移ろいを実感します。
ケヤキの大木も、個体によって紅葉はずいぶん様子が違っています。
黄色いままで散り始めた木もあれば、赤茶色になって散っている木、また橙色でまだ残っている木と、同じ樹種とは思えない程です。
木にも個性があるのですね.
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単なるずぼらで、なかなか進まなかった狭い庭の草取りや、庭木の剪定などもやっと一段落。
長かった夏と短い秋が終わりそうです。
●サザンカ:
ご近所のサザンカは先月下旬には開花していましたが、当方では先週辺りからちらほら開花が始まりました。
●コウヤボウキ:
数株生きていたはずのコウヤボウキですが、この夏を生き延びて花を開いたのは一株だけ。
頭花は、白い筒状花10数個の集まりです。
その花ももう終わりです。
●ホトトギス:
10月中旬くらいが花盛りでしたが、もうすっかり終わりになりました。
・毛虫:
余談ながら、毎シーズン増えて困るホトトギスですが、その葉を、見るも無惨に蚕食する毛虫が付きます。
夜行性で、朝には新鮮な緑色鮮やかな糞を多量に葉の下に落しているのでその存在に気づくのですが、日中は枯れ落葉や物陰に潜んでいるのでまず見つけることは困難です。
それでも、日中、落ち葉掃除などしていると、潜んでいるのを見つけることが出来ます。
10匹以上見つけて駆除したことでしょうか。
(スジモンヒトリ幼虫かも。)
●マンリョウ:
緑色だったものが、ずいぶん赤く色づいてきました。
冬には、食べ物に困るようになったヒヨドリがやってきて、すべて食べ尽くしていくマンリョウの実です。
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