冬のみちのく3湯(青荷、酸ヶ湯、鶴の湯)巡り
初めて,雪深い東北の”秘湯”ランプの宿「青荷温泉」、乳頭温泉「鶴の湯」、また50数年昔に行ったことがある酸ヶ湯温泉の、3ヶ湯めぐりに行ってきました。
訪問先はいずれも、例年より雪は少ないということでしたが、初体験した”大雪”の中の雪見温泉でした。
(なお、物見遊山の雪模様は楽しいだけですが、さらに大雪にも見舞われる現地の日常生活は、慣れているとはいえ、さぞかし大変なこともあるのだろうと、見透かすことが出来ない湯煙の向こうをぼんやり眺めたことでした。)
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【日程】
・1 日目:
東北新幹線大宮駅→盛岡駅→■十和田湖→○奥入瀬渓流 →青荷温泉着。
青荷温泉( 一軒宿秘湯、ランプの宿)泊
・2 日目:
青荷温泉→●津軽伝承工芸館→●五所川原たちねぶたの館→津軽五所川原駅→<津軽ストーブ列車>→金木駅→■金木観光物産館→●太宰治記念館・斜陽館(小説家太宰治の生家)→●津軽三味線会館(三味線演奏を観賞)→●ねぶたの家 ワ・ラッセ(青森ねぶた祭りの大型ねぶた展示)→酸ヶ湯温泉着。
酸ヶ湯温泉(千人風呂で知られる湯宿)泊
・3 日目:
酸ヶ湯温泉)→■田沢湖高原→●乳頭温泉郷・鶴の湯(入浴)→■角館(みちのくの小京都)→東北新幹線盛岡駅→大宮駅(21:34着)
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1日目:
●青荷温泉ランプの宿:
・青荷温泉(2016.10.16Google Earthから)
森の中に佇むランプの宿。まだ雪のない時の画像です。
・ランプの宿:
日暮れから夜明けまで、ランプだけの明かりです。
夕食と温泉入浴を済ませるとそれ以外にする事、出来ることはありません。
余談ながら、非常出口などの明示が義務づけられて、その照明用の自家発電機が稼働しているそうです。
またDoCoMoの携帯は通信可能でしたが、他はダメだったらしいです。
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2日目:
●酸ヶ湯温泉:
・酸ヶ湯温泉(2016.10.16Google Earthから)
・ヒバ千人風呂:
入り口に年配男性の案内係の方がおられました。
昔のことを少し立ち話してから、男性入り口からいざ入浴へ。
事前に伺ったとおり、中は暗くて湯煙で何も見えません。
目が慣れるのを待ちながらも手探りで床を這うようにして湯船に。
少し目が慣れると、これも聞いていたとおり、目前に、昔はなかった衝立があります。
ただ、衝立があってもなくても、何もほとんど分からない湯煙の闇でしたね。
・旅行案内誌から切り抜き作成した大温泉浴場画像:
明るい日中なら、このようなヒバ千人風呂が見られる様ですが、50数年昔の日中、八甲田山・高田大岳から下山して入浴した折にも、ただ真っ白い湯気の向こうにうごめく人影をみただけの記憶しかありません。
・出発時間が近くなった8時頃、急激に青空が広がってきました。
バスの乗務員さん達も驚くほどの好天になったのでした。
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3日目:
●鶴の湯:
・鶴の湯(まだ残雪の2014.4.17Google Earth画像)
これでも例年より雪は少ないということでした。雪深い”人気の秘湯”なのですね。
・なお旧聞ですが、11年ほど前(2006.2.10)に、今回訪問した乳頭温泉鄕・「鶴の湯」では、露天風呂付近で発生した雪崩による事故が発生したことがありました。
( http://blogs.yahoo.co.jp/ban_ban/25454891.html )
豪雪地域のようです。
- 完 -
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