バイカオウレン
●バイカオウレン:
先に訪れた栃木県「野の花自然園」に咲いていました。2月はじめには開花していたようです。
これまで山地などに自生しているのを観察したことはありませんので、毎年楽しみにして観に行く植物の一つです。
※バイカオウレン(別名ゴカヨウオウレン)(キンポウゲ科オウレン属):
日本固有種で、湿り気のある山地林床/林縁などに生える常緑多年草。
細長い根茎を横に這わせ、地下で匍匐枝を出して繁殖し,時に群落を形成します。
早春に、高さ5~10cmほどに伸びた花茎の先端に、ウメの花に似た花茎1.5cmほどの白い5弁花をつけます。
なお白い花弁に見える部分は萼片で、中心から伸びた黄色いスプーン状の部分が花びらで、ここから蜜を分泌します。
葉は一本の軸に5つの小葉が手を広げたように付きます。
果実は舟状の袋果で矢車状に開出します。
主な花期は3~4月、分布は本州の福島県以南と四国。
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