キタテハ・三寒四温
関東地方でも沿岸部を中心に春一番が吹いたということでした。
内陸の当地では,風はさほどでもありませんでしたが、軒下に吊した温度計は正午にはすでに20℃を示し、薄着の外出でも汗ばむほどに。
明日はまた真冬に戻り寒いという予報です。
ともあれ、温暖化の影響でしょうか、極端な気温の日内、日間変動を伴う三寒四温を繰り返しながらも 春はもうそこまで。
●ホトケノザ:
季節風の直撃を受けず日当たりの良い堤防の南斜面には、一面にピンクの花をつけたホトケノザが群生。
●タンポポ:
除草されて茶枯れし乾いた農道には、花茎を伸ばさないまま地面に貼り付くように開花したタンポポが一株。
●ミスミソウ(ユキワリソウ):
庭植えの一株のミスミソウ。ゆるゆると進んできた開花もようやく満開に。
●キタテハ(初見):
風のおさまった日中、目前をジグザグに飛んで数メートル下の川岸に立ち枯れたヨシの間に降りていったキタテハ。
所在をはっきり目視できないまま、およそあの辺り、とシャッターを押した画像をパソコンで拡大して見ると、たしかにキタテハ越冬成虫と覚しき個体が写っていました。
(撮影2017.2.13)
・その数日後には街中でも見かけました。
ひらひら飛び回りながら、民家の庭木にとまって翅を開いた一瞬のことでしたが。
なお、当地での過年度の初見記録を見ると2011.2.25が最早(写真再掲)でしたので、今回が新記録。
※キタテハは年2回発生し、夏型と秋型があります。
越冬するのは翅色の鮮やかな秋型成虫ですが、春一番に姿を見せる時までには、翅が傷んでいる個体がよく見られます。
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