春浅いフィールドで(ツクシ、イソシギなど)
しばらくぶりのウオーキングに。
2日続きで、気温は低め、晴れたり曇ったり小雨がパラついたりと落ち着きのない天候。
それでも風さえなければ、晴れ間がのぞいている間は陽春の気分に。
フィールドに出るとまったく無風というわけではないので、遠くで稼働しているトラクターの田起こし(耕起)作業から土のにおいが流れてきます。
●ヒドリガモとオオバン:
少し波立つ池面には水鳥の姿はなく、人気のなかった原っぱに、萠だした若草を求めて歩き回る冬鳥のヒドリガモと、今シーズン異常に数を増した留鳥のオオバンが混じり合いながら群れていました。
ヒドリガモは北に帰るのに備えて体力を付けなくてはなりません。
オオバンと若草を競合して大丈夫でしょうか。
・一足早く2月下旬から伸びだした菜の花(セイヨウアブラナ)の株は、伸び出すはじから悉く両者に食べられて、かたい軸だけになって枯れそうです。
少し遅れて生えてきたセイヨウカラシナの方はまったく口にする様子がなく、好みがはっきり分かれているようです。
●揚げヒバリ:
上空ではあちらこちらから揚げ雲雀の声。
太陽に向かって駆け上がるので、レンズを向けると逆光に。
大きな口を開けた姿を何とか1枚。
●オオジュリン(留鳥/漂鳥):
ヨシ原にはオオジュリンが1羽。(逆光の中で不確かですが)
●ツクシ、ヒメオドリコソウ、トウダイグサ:
日当たりの良い田畑の畦斜面にはツクシが顔をのぞかせ、
ヒメオドリコソウやトウダイグサの群生も始まっていました。
●イソシギ:
今シーズンも冬の間に川筋で数回見かけたイソシギでしたが、飛び去る姿ばかり。
これまで、市街地で見かけたことはありませんでしたが、たまたま町裏を流れる排水路を伝いながら水生昆虫をついばむ姿が目にとまったので、追っかけ。
本種は留鳥/漂鳥ということですが、当地での観察実績ではほとんどが“冬鳥”のようです。
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