代掻きの田圃にカラス
ゴールデンウイークが始まりましたが、近郷の農家では、田植えや、またその準備などの農作業に余念がありません。
すでに田植えの終わったところもありますが、代掻き(田植えのために、田に水を入れて土を砕いてかきならす作業)作業中のところもあちらこちらに。
この代掻き作業がはじまると、待ちわびていたようにムクドリ、セキレイ、そしてツバメやカラス、サギなどがやって来ます。
お目当てはもちろんそれまで田土の中に潜んでいたミミズや昆虫、またアメリカザリガニなどの獲物です。
たまたま1羽のカラスがそんな田圃を歩き回っていて、大きなアメリカザリガニを見つけたようでした。
そしてさっそく咥え上げては見たものの、大きなハサミを振り回して暴れる獲物はどうも口に合わないとすぐに見切りを付けたのでしょう、
下に落としました。
一度咥え上げられたザリガニはしばらくハサミを上にむけて振り回していましたが、やがて土中に潜っていきました。
サギの仲間ならば、難なくハサミを食いちぎり、頭もはずしてから身を食べています。
そんなザリガニの残骸が農道端に転がっていることがあります。
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